小説家、谷崎潤一郎（1886～1965年）が「痴人の愛」を執筆した家（神戸市東灘区）が早ければ年内にも和歌山県有田川町で復元され、公開される。2006年に解体され、部材を引き取った材木商が神戸周辺で復元をめざしていた。建設地が見つからず、谷崎没後50年の今年、材木商が故郷に自費で建てることになった。
谷崎はこの家を大正末期の1924～26年に借りていた。木造平屋建てで場所は阪急神戸線の岡本駅に近…
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