産業技術総合研究所は肉牛の霜降り状態を生きたまま約10秒で測れる装置を開発した。電磁波を肉牛の体に当てて赤身と脂肪のバランスを割り出す。不出来とわかれば、肥育農家はエサを変えることなどで出荷までに肉質を高め直せる。高肉質牛の安定生産に役立つとみており、企業と協力して改良を進め、２年後の実用化を目指す。
肉牛は霜降り（サシ）の入り具合によって、肉の等級や取引価格が大きく変わる。同じように肥育しても…
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