オリックスの谷佳知外野手(42)が16日、京セラドーム大阪で現役引退の記者会見を開いた。オリックス、巨人で19年のプロ人生を振り返り「ここでやめるのがベストだと思った。全力でプレーできた。今は晴れやかな気持ち」とすっきりとした表情だった。今後は指導者として野球に携わることを希望している。
通算2千安打まであと73に迫っていたが「2千本というモチベーションの中でやらせてもらったので、それは自分にとっては大きい。(達成できなかったが)悔しさは全然ない」と未練なく言った。
これからは「自分の全て、技術を教えて自分以上の選手を育てたい」と新たな目標を口にした。
10月3日にソフトバンク戦が行われる京セラドーム大阪で引退セレモニーが予定されている。〔共同〕