西武がドラフト1位で指名した富士大の多和田真三郎投手(22)=182センチ、82キロ、右投げ右打ち=の入団が11日、決まった。岩手県雫石町のホテルで交渉し、契約金1億円プラス出来高払い5千万円、年俸1500万円で合意し、背番号は松坂大輔投手(ソフトバンク)、涌井秀章投手(ロッテ)が西武時代に付けていた「18」となった。
時折笑顔を見せつつも緊張した様子だった多和田は「これから本当にプロ野球選手としてやっていくんだと実感した」と話した。背番号18については「松坂さんは直球がすごくて涌井さんは制球がいいというイメージがある。2人のいいところを吸収して、そういう投手になっていきたい」と意気込んだ。(金額は推定)〔共同〕