【ワシントン=共同】米国の文民最高位の勲章「大統領自由勲章」の授与式が24日、ホワイトハウスで行われた。今年の受章者17人には、第2次大戦中から戦後にかけて日系人強制収容の不当性を訴え続けた弁護士のミノル・ヤスイ氏(1986年死去)も選ばれ、オバマ大統領は「米国の良心を呼び起こす」とたたえた。
オバマ氏は「(ヤスイ氏の生きざまは)極めて重要な意味を持つ。米国が自由の地、勇気ある者の故郷であり続ける義務を思い起こさせる」などと語った。
式典では、オバマ氏が受章者の映画監督、スティーブン・スピルバーグ氏ら一人ひとりに直接勲章を授与した。