千葉県警は9日までに、同県船橋市の非公認キャラクター「ふなっしー」を連想させる商品をインターネットで販売したとして、不正競争防止法違反容疑(混同惹起)で、通信販売会社の男性社長(33)=東京都豊島区=と男性従業員(34)=同=を書類送検した。
県警によると、ふなっしーを連想させる商品に関連した摘発は全国初。2人は「会社の利益のためにやった」と容疑を認めている。
送検容疑は8~10月、マグカップやTシャツなどに、ふなっしーを連想させる「274」といったデザインを取り入れた商品38点を、インターネットで計約15万円で販売した疑い。
同社は3月からアクセサリーなどふなっしーの正規品の委託販売を始め、夏ごろから社長がデザインした商品を正規品と並べ、販売用サイトで掲載するようになったという。〔共同〕