原子力規制委員会は25日、原子力発電所の再稼働の前提となる安全審査の会合で、北海道電力泊原発3号機の地震想定を了承した。北海道電が最も強い揺れとして620ガル(ガルは加速度の単位)を見込む想定を示し、規制委側も大筋で妥当と認めた。焦点だった地震想定が固まったことで、審査は終盤に入る。
規制委の審査では原発ごとに最大級の地震を仮定して対策を講じるよう求めている。北海道電は今後、想定を踏まえて施設の耐震性を検証する。
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