愛知県は28日、愛知県を訪れた外国人観光客の動向調査を発表した。県内の訪問先で最も多かったのは名古屋城で51.0%、次いで名古屋駅や栄、大須などの「名古屋都心」(50.9%)、温泉(27.1%)となった。海外から来た観光客にとっても「城」がシンボルになっている。
中部国際空港から出国する外国人を対象に、空港で7~10月に聞き取り調査をした。回答者は約1000人だった。滞在目的は観光・レジャーが49.7%、ビジネスが22.9%だった。
県内で食べたものを聞いたところ、すしが57.5%と最も多く、次いでラーメン(55.8%)、刺し身(37.9%)だった。なごやめしでは手羽先が最も人気を集め27.8%だった。
愛知県での旅行費用(航空運賃を除く)を聞いたところ「10万円以上」との回答が最も多く31.3%だった。土産代は「1万~3万円」が、飲食代も「1万~3万円」が一番多い回答だった。