香川県警高松南署は6日までに、松山市で乗用車に遺体を放置したとして、死体遺棄の疑いで高松市寺井町、無職、谷一男容疑者(65)を現行犯逮捕した。「80代の父親の遺体だ」と容疑を認めているといい、同署は経緯や動機を調べている。
逮捕容疑は5日午後11時50分ごろ松山市内の駐車場で、谷容疑者が使用している乗用車の後部座席に遺体を遺棄した疑い。
同署は谷容疑者の親族から5日夜に「(谷容疑者)本人と父親を最近見ておらず、連絡も取れない」との相談を受け、谷容疑者を捜し、現場の駐車場の近くで発見。乗用車を調べたところ、遺体が出てきた。遺体は性別不明で一部が白骨化し、毛布のようなもので覆われていたという。〔共同〕