麻生太郎財務・金融相は22日午前の閣議後記者会見で、外国為替市場での円相場の変動に関して「為替の動向には注目している」と語った。足元の株式相場が乱高下していることについては「原油安や上海市場に変動があるのは確かだ」としながら、「日本の実体経済のファンダメンタルズは極めて高い。右往左往する話しではない」と強調した。
世界経済については「リーマン・ショック時と比べる声もあるが、よく比べてごらんと言いたくなるくらい状態は違う」とし、米国を中心に世界経済は堅調との見方を示した。〔日経QUICKニュース(NQN)〕