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脊髄損傷で手足まひ男性の脳にチップ 指を自由に動かす

作者:佚名  来源:asahi.com   更新:2016-4-15 6:30:43  点击:  切换到繁體中文

 

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脳から信号を受け取る電極を腕に巻いた男性=米オハイオ州立大提供


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脊髄(せきずい)損傷で手足にまひがある人の脳にコンピューターチップを埋め込み、指令を読み取って腕の神経に伝えることで、思い通りに手の指を動かすことができるようになったと、米オハイオ州立大学などの研究チームが14日、英科学誌ネイチャー電子版で発表した。


研究に協力したのは24歳の男性。6年前に交通事故で脊髄を損傷し、脳からの指令が腕の筋肉まで届かなくなった。


研究チームは、運動をつかさどる脳の領域に埋め込むことで、腕を動かす信号を読み取るチップを開発。信号をコンピューターを介して、ひじから手首にかけてつけた130個の電極に伝え、筋肉を刺激する仕組みをつくった。


2年前に同様の仕組みでこの男性は手を握ることができたが、今回はさらに、手の指を1本ずつ動かすことや、手首を動かせるようになった。びんをつかんで中身を別の容器に移すこともできたとしている。


男性は「将来に対して希望が持てるようになった」と語っているという。(瀬川茂子)




 

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