熊本県が震源の地震を受け、大手の民泊仲介サイト「Airbnb(エアビーアンドビー)」は15日、九州地方で部屋を無料で貸し出す人を募り、被災者が手数料なしで借りられるようにした。午後8時50分時点で、熊本、福岡、長崎、大分、鹿児島の5県で47件の物件が登録されている。
熊本で震度7 これまでの経過を時系列で
特集:熊本地震
部屋を貸し出す人と被災者をつなげる専用ウェブサイト(
https://www.airbnb.jp/disaster/southernjapanearthquake
)を立ち上げた。支援として無料で部屋を貸し出してくれるよう、九州地方で部屋を貸し出す登録をしているホストや、未登録の空き部屋の所有者に呼びかけている。
被災者は専用サイトを通じ、泊まりたい部屋のホストに申し込める。対象となる被災者の要件は同社側で定めず、「ホストと利用者間のやりとりでご判断いただく」としている。当面は20日までとしているが、状況によって延期することも検討する。宿泊料に加えてかかる手数料も無料にする。