伊勢神宮内宮を訪れ、記念撮影をするジュニアサミットの参加者ら=25日午後、三重県伊勢市、細川卓撮影
伊勢志摩サミットの関連行事として三重県桑名市で開催中のジュニアサミットで、参加7カ国の高校生ら28人が25日、県内の名所を訪問した。うち7人は伊勢神宮を訪れ、展示施設「せんぐう館」で社殿の造りや祭事を学んだ。
学芸員が外宮正殿の原寸大の模型を前に、神宮が決めた土地で伐採したヒノキだけを使って社殿を建築していることなどを説明すると、参加者の一人は「座玉(すえたま)の色はなぜ五色なのか」などと神宮に関する質問を英語でしていた。
別の若者たちは同日、鈴鹿市の鈴鹿サーキットや多気町の高校生レストラン「まごの店」、伊賀市の「伊賀流忍者博物館」などを訪問した。
高校生らは26日、各国首脳への政策提言をまとめ、発表する。