後半にトライを挙げた山本。視野の広い司令塔として秋田大会MVPを獲得した
7人制ラグビー女子の日本一を決める太陽生命女子セブンズ(朝日新聞など後援)は15日、秋田市のあきぎんスタジアムで第2戦・秋田大会の順位決定トーナメントがあり、決勝で日体大が追手門学院大を40―5(前半19―5)で破り、初優勝した。3位は東京フェニックス、4位はアルカス熊谷だった。シリーズは全4大会で第3戦の東京大会は6月4、5日に秩父宮である。
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■日体大、決勝で6トライ 堅守も光る
日体大は決勝で6トライを決めて初の頂点に。司令塔の山本が走力のある1年生清水らをうまく操った。「常にどの攻撃がいいか選択できた」と大会MVPの山本。堅守も光った。昨年の秋田大会は10位で、防御を一から鍛え直した。片岡主将は「初優勝を通過点に、総合優勝を目指したい」と語った。