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高額抗がん剤、効き目予測 京大、たんぱく質の目印発見

新しい抗がん剤「オプジーボ」(一般名・ニボルマブ)の効き目を予測できる「目印」を、京都大の小川誠司教授(分子腫瘍(しゅよう)学)らの研究チームが見つけた。オプジーボは年間で数千万円かかる高額な薬で、効果が見込める患者を見分けるのに役立つ可能性がある。24日、英科学誌ネイチャーに発表した。


オプジーボは、がん細胞が抑えていた免疫を再び活発にして、がんへの攻撃を促す。2014年、皮膚がんの悪性黒色腫(メラノーマ)向けに世界で初めて日本で承認。昨年12月に肺がんでも承認された。肺がんの場合、月300万円前後の費用がかかり、年間約11万人という新たな患者の多くが使うと1兆円を超えるという試算もある。末期がんでも効果が見られる一方、患者によって効き目に大きな差がある。


小川教授らは、がん細胞の表面にあり、患者の免疫の働きを抑えるたんぱく質に着目。患者の細胞に特定の遺伝子の変異があると、このたんぱく質が増えることを突き止めた。変異がある患者は免疫が強く抑えられているため、オプジーボによって免疫を活発にすれば、高い効果が見込める。


約1万人のがん細胞のデータを元に、この遺伝子変異がある患者の割合を計算すると、成人T細胞白血病(ATL)で27%、B細胞悪性リンパ腫で8%、胃がんで2%、食道、子宮、大腸の各がんで1%などと推計された。今後、ATLを対象にしたオプジーボの臨床試験で、この目印の有効性を確かめる。


小川教授は「治療の効果を最大限にするためにも、早急な検証が必要だ」と話している。(西川迅、石塚広志)


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