18番でこの日8個目のバーディーを奪った小祝さくら
新設大会の女子ゴルフのニッポンハムレディスは8日、第1ラウンドがあり、アマチュアで18歳の小祝(こいわい)さくら(北海道・飛鳥未来高)が8バーディー、1ボギーの65で回り、7アンダーで2位の大江香織と葭葉(よしば)ルミに3打差をつけて首位発進した。キム・ハヌル(韓)はイーブンパーの24位、上田桃子やアマの勝みなみ(鹿児島高)は1オーバーの40位スタート。
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高校3年の小祝さくらが圧巻のプレーをみせた。7番から10メートルの長いパットを3度沈めたり、グリーンエッジからチップインしたりして6連続バーディー。18番も6メートルのフックラインを読み切りバーディーで締めた。「足も遅いし、球技も苦手で運動音痴」というが、「集中力」がカギとみるゴルフでは小学生時代から活躍してきた。女子の同年代は実力者が多い「黄金世代」。アマでツアー2勝目を狙う仲良しの勝みなみは「(小祝は)パッティングがすごくうまい。自分もやる気がでる」と刺激を受けていた。