近畿大学医学部付属病院(大阪府大阪狭山市)は5日、府の補助金など公金計約2200万円を、各医局の裏口座で不適切に管理していた、と発表した。一部はタクシー代や懇親会費にも流用されており、約360万円を裏口座から病院会計に移すよう求める。責任者の医師4人を厳重注意処分にした。
同病院によると不適切な管理が見つかったのは、救命救急センターと小児科、産婦人科。医師の個人名でつくられた計4口座に、府の救急医療体制強化のための補助金などが収められていた。うち救命救急センターの2口座は医師らの私費も一緒に管理。同病院はこの2口座から不適切な支出が行われたと認定した。
大阪府立急性期・総合医療センターが裏口座で公金を管理していた問題を受けて、同病院が3月から調査を進めていた。