男子60キロ級で銅メダルを獲得した高藤直寿=竹花徹朗撮影
(6日、柔道男子60キロ級準々決勝)
【タイムライン】第2日のまとめ
高藤の反応の早さが裏目に出た銅メダルだった。男子60キロ級の準々決勝。3分過ぎにパピナシビリの放ったすみ返しに体が反転した。一本。判定を聞き、ぼうぜんとする姿があった。
リオオリンピック
高藤直寿
高藤にしてみれば、無意識だったと思う。投げられた瞬間、反射的にブリッジをした。自分から回転を加えて首で重心を支え、まともに背中をつけないようにした。一本負けを逃れるために体が動いた。
だが、現在の国際柔道連盟(I…