会見後、撮影に応じる柔道女子48キロ級の近藤亜美、男子60キロ級の高藤直寿、重量挙げ女子48キロ級の三宅宏実(左から)=ブラジル・リオデジャネイロ
リオデジャネイロ五輪で銅メダルを獲得した重量挙げ女子48キロ級の三宅宏実(30)、柔道女子48キロ級の近藤亜美(21)、男子60キロ級の高藤直寿(23)は現地時間で一夜明けた7日朝(日本時間7日夜)、リオ市内でそろって記者会見した。三宅は「(腰痛など)いろんな経緯があって臨んだ試合。メダルは特別にうれしく、思い出に残る試合になった」と話した。
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三宅は「4月からずっと腰が痛かった。トレーナーのケアや、医師の注射で緩和し、思い切って試合に臨むことができた」。東京五輪については「魅力的でメダルをという気持ちはあるが、4年の歳月は何が起こるか分からない。日本に帰ってから考えたい」と語った。
また、柔道の2人は東京五輪での金メダル獲得を強調した。近藤は「3位という結果で、まだまだ足りないことがとても分かった。東京五輪は金メダルを取れるようにがんばりたい」。高藤は「東京五輪で勝てば、すごくインパクトを与えられるのではと思う。必ず金メダルを取りたい」と話した。(深澤友紀、永島学)