帰国したリオ五輪サッカー男子日本代表の手倉森監督
リオデジャネイロ五輪の1次リーグで敗退したサッカー男子日本代表の手倉森誠監督が16日、ブラジルから帰国した。到着した成田空港で取材に応じ、「予選敗退というのは平凡な結果。批判は受け入れるが、可能性をものすごく感じた大会だった」と語った。
リオオリンピック
サッカーの日程・記録
手倉森監督は準々決勝を視察するなど、選手たちより3日遅れて帰国した。大会を振り返り、「世界を相手にあれだけのしかけができ、得点もきれいなゴールだった」と3試合で7得点した攻撃面を評価した。目指していたメダルに届かなかった悔しさを口にしつつ、「最善を尽くしたとは思っている」と話した。
今後の去就については、「(日本サッカー協会から)何も聞かされていない状況で、今は何も答えられない」と言うにとどめた。その上で、「日本のサッカーの発展に携わる仕事ができたらいい」と述べた。