カロビッチを下し準々決勝に進んだ錦織=USAトゥデー・ロイター
(5日、テニス・全米オープン 錦織圭3―0イボ・カロビッチ)
錦織、2年ぶりの8強入り 全米テニス
特集:錦織圭、前人未到への挑戦
錦織の相手のカロビッチは身長211センチのビッグサーバー。時速215キロ超のサーブで、これまでの計3試合で99本のサービスエースを決めていた。今大会はサーブが絶好調で、サービスキープ率は97%だった。
錦織もカロビッチに21本のエースを決められた。それでも第1、第2セットは序盤にブレークに成功。タイブレークにもつれた第3セットも、6連続得点して優位に立った。
錦織がブレークできたのはたった2ゲームだけ。相手の武器を完全に封じ切ったわけではないが、勝負どころで狙いが的中した。
錦織は軽く言った。「山が当た…