スロベニア戦で途中出場したイングランドのルーニー=ロイター
サッカーのワールドカップ(W杯)欧州予選は各チームが3試合を終えた。世界王者のC組ドイツは3連勝と危なげないスタートを切った。欧州選手権優勝のB組ポルトガルは初戦でスイスに苦杯を喫したが、10月の2試合は2連勝で盛り返した。南米予選では、ブラジルが4連勝で首位に立った。
9月から始まった欧州予選は54チームが9組に分かれ、各組1位が出場権を獲得し、各組2位のうち上位8チームがプレーオフに進む。A組は前回大会4強のオランダが同8強のフランス、G組は優勝経験があるスペインとイタリアが争う厳しい組み合わせだ。
主将だったMFシュバインシュタイガー、W杯で通算最多16得点を記録したFWクローゼが代表を引退したドイツはここまで無失点。チームの主軸には強豪バイエルン・ミュンヘンの新旧の顔ぶれがそろい、大きく崩れる心配は無い。レーウ監督も「細かい修正点はあるが、高いレベルで試合を支配できている。できる限り早く予選突破したい」と自信を見せる。
今夏の欧州選手権で史上初の3…