七回裏広島1死三塁、丸は右前適時打を放つ=白井伸洋撮影
(22日、日本シリーズ第1戦 広島5―1日本ハム)
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広島の今村が好救援を見せた。七回、2点差に詰め寄られてなお2死一、二塁で、2番手としてマウンドへ。ここで、日本ハム・岡の内角に144キロの直球を投げきった。左飛に仕留めて追加点を許さず、「フルカウントになったので、もう開き直るしかないと思って勝負した。緊張しました」と笑った。
■丸、攻守で見せた
広島は3番の丸が攻守に活躍した。一回、まず大谷からチーム初安打。真ん中付近の155キロを中前へ打ち返した。七回は二塁打の田中を菊池が送って1死三塁から、右前適時打。「タナキクマル」で貴重な4点目をたたき出し、「つなぐ気持ちでいきました」と喜んだ。中堅の守りでは八回、代打近藤の大飛球を背走して好捕した。