二階俊博氏
自民党の二階俊博幹事長は24日午前、東京都知事選で党推薦候補と争った小池百合子氏を支援した豊島区議ら7人の処分について「時が解決するという流れもある」と述べ、見直しに含みを残した。
小池氏の都知事転出に伴う衆院東京10区補選で自民党公認で初当選した若狭勝氏との会談後、記者団に語った。会談で若狭氏は区議らの処分見直しを求めた。
都知事選では、若狭氏と区議らが小池氏を支援したことに自民党東京都連が反発。若狭氏について党本部は、補選の公認を決める段階で口頭での厳重注意にとどめたが、党東京都連は区議らを離党勧告処分としている。
また、若狭氏は「都と国政の連携役、橋渡し、調整役は私が適任者の一人だ。力を尽くしたい」と記者団に述べ、小池氏とのパイプ役をアピールした。