宮崎市の堤防道路で男児3人が軽乗用車にはねられ、1人が重体、2人が重軽傷を負った事故で、宮崎県警は16日、同県国富町嵐田のパート海老原奈月容疑者(23)を自動車運転死傷処罰法違反(過失運転致傷)の疑いで逮捕し、発表した。「事故でけがを負わせたことは間違いない」と容疑を認めているという。
県警によると、海老原容疑者は同日午後5時40分ごろ、同市大塚町鵜ノ島の大淀川の堤防道路で軽乗用車を運転中、横断歩道を渡っていた小学生の男児3人をはね、けがを負わせた疑いがある。2年の男児(8)が頭を強く打って意識不明の重体、別の2年の男児(8)が額に軽いけが、3年の男児(9)が右足の骨が折れる重傷を負った。
3人は市内の同じサッカーチームに所属。この日は河川敷のサッカーコートで練習していた。休憩時に道路を渡ったところにある公衆トイレに行こうと横断歩道を渡っていたという。