野球殿堂博物館は30日、2017年野球殿堂入り競技者表彰の候補者30人を発表した。現役引退後5年以上が対象となるプレーヤー表彰の候補者には小林雅英氏、田口壮氏ら4人が新たに加わり、計16人。前回まで候補だった清原和博氏は、今年2月に覚醒剤取締法違反容疑で逮捕され有罪判決を受けたことから、候補から除外となった。
引退後21年以上が対象で監督、コーチの実績も加味されるエキスパート表彰の候補者には原辰徳氏、中畑清氏ら5人が加わり計14人となった。いずれも競技者表彰委員会の幹事会で決まった。
プレーヤー表彰は取材歴15年以上の記者、エキスパート表彰は殿堂入りした人と取材歴30年以上の記者による投票で選出され、来年1月16日に発表される。候補者は次の通り。
▽プレーヤー表彰候補者 伊東勤、立浪和義、佐藤義則、高津臣吾、タフィ・ローズ、川相昌弘、桑田真澄、野村謙二郎、松永浩美、佐々岡真司、斉藤和巳、赤星憲広、○小林雅英、○佐伯貴弘、○田口壮、○豊田清
▽エキスパート表彰候補者 平松政次、星野仙一、権藤博、ランディ・バース、※大沢啓二、田淵幸一、※土橋正幸、長池徳士、岡田彰布、○新井宏昌、○郭源治、○中畑清、○原辰徳、○山下大輔
(○は新候補者、※は故人)