来年、船窪小屋で登山客に提供する大根の漬物を自宅で漬ける松沢寿子さん(左)、宗洋さん夫妻=5日、長野県小谷村 「ランプの山小屋」として知られる北アルプスの船窪(ふなくぼ)小屋(長野県大町市)を営む松沢宗洋(むねひろ)さん(80)、寿子(としこ)さん(80)夫妻が、来年の小屋開けに備え、「ずくを出して(手間を惜しまずに)」暮らしている。電気がないまま営業して60年以上。手作りの料理や囲炉裏を囲む交流会が近年、登山客の人気を集めている。 天空のおもてなし60年 老夫婦営む「ランプの山小屋」 8・11「山の日」特集 日本の屋根 信州 今月5日、夫婦が住む同県小谷村の自宅を訪ねると、大根150本が大きなたるに漬かっていた。「来年、小屋で出す漬物です」と寿子さん。来年3月末には食べられるようになるという。 夫婦は毎年、夏、秋の約100日間を山上で忙しく過ごす。今年も例年通り10月中旬に営業を終えた。ただ自宅に戻っても、じっとしていない。庭の草を刈ったり、まきを割ったり。この日も朝から床磨きをして汗を流した。冬場、自宅周辺は、多いときは雪が3メートル以上積もり、朝から晩まで雪かきをすることもあるという。 小屋開けの準備は冬から春の重要な仕事だ。漬物のほか、小屋で出す夕食の人気メニューの一つが凍(し)み大根。20センチほどの長さに切った大根をゆでて、2カ月間、洗濯物のように天日干しにして作る。早春は、芽吹いたばかりのフキノトウでフキみそ作りが待っている。「下山しても、ずくがいる」と寿子さんは言う。 船窪小屋は、北アルプス中部に… |
天空の老夫婦、山を下りても… 手間惜しまず来夏へ支度
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