前菜「ホタテと手長エビのロースト、イラクサ、りんごピクルス添え」(C)Nobel Media AB 2016.Photo:Dan Lepp.
ノーベル賞の晩餐(ばんさん)会で受賞者らをもてなしたメニューは3品。前菜は「ホタテと手長エビのロースト、イラクサとリンゴのピクルス添え」、主菜は「地場産のウズラ肉、アーティチョークと野生マッシュルーム添え、ブラックガーリック風味」、デザートが「クラウドベリーのソルベ、スダチのムースみそフレークがけ、揚げたライスペーパー添え」だった。
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このメニューについて、ホテルオークラ東京名誉総料理長の大庭巌さんは「和食とフレンチのよさを生かしつつ、流行を採り入れている。優雅で洗練されている」と評価する。スダチやみそといったインパクトのある、和食でもおなじみの香りも使われていると指摘。最近はパリでも和食がブームで、そうした流行を感じさせるという。
メニューを主に考案したシェフ…