兵庫県西宮市の今村岳司市長(44)が11月、市主催の中高生対象のワークショップで、「中高生時代に校内でタバコを吸っていた」という趣旨の発言をしていたことがわかった。市議会は発言を問題視。一部会派が13日、反省を求める決議案を議会運営委員会に提出した。
市によると、ワークショップは11月27日、西宮市内であり、市内在住、在学の中高生18人が参加。市職員らと「放課後や休日に学校以外でやってみたいこと」をテーマに討論した。市長は最後に中高生を激励するあいさつの中で喫煙経験について触れた。
市長は、発言内容を今月8日付のブログで紹介している。それによると「中高生だったころの私に必要な『居場所』は、授業を抜け出してタバコが吸えて楽器が弾けるところ、でした」「私たちは自由にタバコが吸え(た)」と話し、「『居場所がない』という人は、ほんとうにないのか、もういちど考えてください」と呼びかけたという。
この発言について8日、一色風…