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覚醒剤所持の疑い、兵庫県警巡査部長を逮捕 大阪府警

大阪府警は17日、自宅で覚醒剤を所持したとして、兵庫県警川西署地域1課の巡査部長、藤谷龍一郎容疑者(53)=大阪市北区中崎西1丁目=を覚醒剤取締法違反(所持)の疑いで現行犯逮捕し、発表した。府警は容疑を認めているかを明らかにしていない。


府警薬物対策課によると、藤谷容疑者は17日午後、自宅マンションで、ポリ袋に入れて若干量の覚醒剤を所持した疑いがある。覚醒剤取締法違反(使用)の疑いで逮捕された別の男が「(藤谷容疑者と)一緒に覚醒剤を使ったことがある」と供述したため、府警はこの日、容疑者宅と川西署を使用容疑で捜索。署内から覚醒剤は見つからなかった。男は警察官だとは知らなかったという。府警は今後、使用容疑でも捜査する。


兵庫県警によると、藤谷容疑者は1988年に採用され、02年から川西署に勤務。09年6月から病気療養を繰り返し、今年11月8日から5度目の療養中だった。県警の河本(こうもと)博幸監察官室長は「極めて遺憾。捜査の結果を踏まえ厳正に対処する」とのコメントを出した。県警の警察官らの逮捕は今年10人目。窃盗容疑などで相次いで逮捕されている。


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