関西の交通巡る中国語のつぶやきの内容は
道に迷った、わからない――。国土交通省近畿地方整備局が、関西を訪れた外国人がツイッターなどに投稿した中国語のつぶやきを分析したところ、バスや鉄道を利用したり、地下街を歩いたりする際に困っている様子が浮かび上がった。
調べたのは、今年1~6月に近畿6府県と福井県を訪れた15カ国・地域の約3万9千人がツイッターと中国版ツイッター「微博(ウェイボー)」でつぶやいた計14万件超。この中で特に多かった中国語の10万2千件から交通に関連する299件を抽出し、分析した。不満を表す投稿が174件、好意的に評価する投稿が125件だった。
不満を分類すると、「わからない、迷った、間違えた」が91件で全体の3割。「梅田怖い! 地下商店街でめちゃくちゃ迷った。地下でGPS信号がない」「公共交通複雑過ぎる! 心折れた」「乗車券の買い方がわからない」などと書き込まれていた。次に多かったのは「(交通機関の)料金が高い」で26件。「混んでいる」も16件あり、「日本の渋滞がしんどい」と漏らした人もいた。
評価する投稿では「駅や車両の…