13日午後、ソウルでの離任会見で涙ぐむリッパート駐韓米大使=東亜日報提供
オバマ米大統領の腹心のマーク・リッパート駐韓米国大使が13日、ソウルで離任会見を開いた。「時間をもう少しもらえるなら、韓国に永遠にいられる気がする」と語り、涙ぐんだ。
同氏は2014年10月、史上最年少の41歳で駐韓大使に就任。在任中に生まれた長男と長女に「洗俊(セジュン)」「洗希(セヒ)」という韓国風のミドルネームをそれぞれつけた。2人の出生が「最大の思い出」という。大の野球ファン。「野球場で政治は関係ない。こんなにチキンが食べられているなんて知らなかった」とも話した。
15年3月、ソウルの講演会場で男に切りつけられ、顔に大けがを負った。「熱い声援をもらった。誠意と友情を思い出させてくれる」と振り返った。
外交をめぐっては「米韓同盟は…