ムハマド・ユヌス氏
ノーベル平和賞を受賞した経済学者ムハマド・ユヌス氏を迎えて、社会的な課題をビジネスで解決する方法を考えるシンポジウム「ソーシャル・ビジネスで未来をつくろう」(朝日新聞社、九州大学主催)を2月21日(火)に浜離宮朝日ホール・小ホール(東京都中央区)で開催する。
ユヌス氏はバングラデシュで1983年にグラミン銀行を設立。貧困層の自立を支援する無担保の少額融資(マイクロクレジット)を行い、2006年にはノーベル平和賞を受賞した。社会的な課題をビジネスで解決するソーシャル・ビジネスの第一人者として知られている。
シンポジウムでは、第1部で九州大学の最新の研究成果を紹介しながら科学技術を社会課題の解決に役立てる方法を探るほか、第2部では20年に五輪開催を控える東京都の小池百合子都知事を招き、ソーシャル・ビジネスの可能性について議論する。
参加無料。定員350人。応募はインターネット(
http://t.asahi.com/sbiz
)で受け付け、締め切りは2月5日(日)。問い合わせは事務局に電話03・6256・0396(平日10~17時)、またはメール(asahi-e@ctime.co.jp)へ。