会見する稀勢の里=23日午後6時18分、東京都江戸川区、関田航撮影
横綱への昇進を横綱審議委員会が推挙したことを受けた稀勢の里の一問一答は次の通り。
稀勢の里の横綱昇進、横審が推挙 全会一致「技量十分」
特集:稀勢の里、横綱昇進へ
――推挙決定の連絡を受けて気持ちは。
うれしいのと、引き締まる、本当にこれから、という気持ちです。本当にいろんな人に支えてもらってここまで来た。もっと強くなっていって恩返しできるように頑張りたいです。
――こみ上げる思いは。
それ以上に、グッと、気持ちが引き締まりました。
――目指す横綱像は。
尊敬される力士になっていきたい。そのためにもっと努力しないといけないですし、稽古場での立ち居振る舞いも生き方も見られていますから、模範になるようにやっていきたいです。
――重圧もある。
今は想像もできないけど、責任ある地位。中途半端な気持ちで稽古場にいられない。常にプレッシャーがある中で去年1年間、戦わせてもらった。いい経験をさせてもらったのでそれを生かしていきたい。
――30歳での横綱昇進。
体も元気ですし、気持ちも元気。まだまだこれから強くなると思っている。これからがスタートだという気持ちでやっていきたい。