日本将棋連盟の谷川浩司会長(54)と島朗(あきら)常務理事(53)の辞任決定を受け、2月に行われる理事選挙の立候補受け付けが25日、締め切られ、佐藤康光九段(47)と井上慶太九段(53)が届け出た。元名人で知名度の高い佐藤九段は、新会長の有力候補とみられる。
2月6日に2人の信任投票を行い、それぞれ投票総数の過半数の支持を得られれば、理事に選ばれる。その後の理事会で、理事間の互選で新会長が決まる。
一部の棋士からは、谷川会長と島常務理事以外の理事5人の責任を問う声も上がっている。執行部は、その信任投票も行うかどうかを検討している。