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「演出はこれでおしまい」倉本聰さん、人生に重ねた演題

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倉本聰さん(右)と中村龍史さん=サンシャイン劇場


脚本家の倉本聰さん(82)の最後の演出となる「富良野GROUP(グループ)」の特別公演「走る」のゲネプロ(最終稽古)が1日、東京・池袋のサンシャイン劇場で行われた。東京公演は同劇場で2日に開幕し、5日まで。


ゲネプロの後、倉本さんは取材に応じ、「演出はこれでおしまいにしようと思っています。もう体が続かない」と答えた。「書く方はまだ何らかの形で書くでしょうけれどね。(テレビの)シナリオは」と続けた。自身の人生について、劇の題に重ねて、「走り続けてきました。まだまだゼーゼーしながら走っているんです」と話した。この日も台本の重要な場面を書き換えたという。


「走る」は、倉本さんが、1996年にアトランタ五輪で銅メダルを獲得した有森裕子さんの走る姿や告白に感動して書き下ろし、主宰していた「富良野塾」で97年に初演。その後、何度も再演されている。


苦しみながら走る若者たちに、豊かさを求めてがむしゃらに走り続けた日本人の姿を重ね、スローモーションや逆再生など、映像で使われる手法を走る演技にも採り入れている。背広姿の大勢の「走るサラリーマン」たちが約2分間、その場で駆け足をする場面もあり、臨場感あふれる舞台だ。


倉本さんは「あの場面で泣くお客さんが多いんですよ」と明かし、「日本人は一服すべきだと思っています。どんどん走らせて急がせるでしょ。急ぐことで余計なエネルギーやお金を使って地球を食い物にしていくわけですからね。こんなことしちゃいけないと僕は思います」と話した。


今回の全国公演は「マッスルミュージカル」を手掛ける中村龍史さんとの共同演出だ。1月15日から北海道富良野市を皮切りに全国で上演し、東京公演を経て、3月7日の富良野での公演が最後になる。(山根由起子)



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