4日に館山市で開かれた抗議集会。内房線と地域を守る会の松苗礼子代表が腹話術を交えて訴えた=千葉県館山市 3月のJR東日本のダイヤ改定に「地方切り捨てだ」という反発が千葉県の内房線沿線に高まっている。改定は館山―千葉間の日中の直通列車や特別快速の廃止、さらに減便など生活の足に大きな影響を与える形になっているためだ。自治体、住民に市議会なども加わり、抗議の声が広がっている。 1月31日、館山市の金丸謙一市長、富津市の高橋恭市市長、沿線9市町や県総合企画部の幹部職員らが千葉市のJR東日本千葉支社を訪ねた。昨年12月16日に発表された3月のダイヤ改定の再検討を求めた。 改定案では、日中の館山―千葉間の普通列車はすべて木更津折り返しになり、乗りかえは改善されたが直通列車は廃止される。2015年3月に廃止された特急の代わりに新設された館山―東京間の特別快速も廃止。さらに通勤通学時間帯の4本の列車が廃止や途中駅までになる。久留里線でも上総亀山駅での現在の始発、最終列車がなくなる。 自治体側は「地域の住民に大変厳しい内容。大きく利便性が低下する」と再検討を求めた。富津市の高橋市長は昨年10月の市長選で市民の足の確保を訴えて初当選した。「この列車がなくなると通勤できないという市民も知っている。いきなり廃止ではなく車両数を減らすなど段階的にできることもあるはず」と憤る。 ◇ 館山市議会は昨年12月19日の定例会最終日にダイヤ改定の見直しを求める意見書を全会一致で可決した。同16日にダイヤ改定案の骨格が発表されたのを受けて3日間で根回しをしてまとめた。その一人、石井敏宏市議は「利用者の声を聞こうともしないでダイヤ改定を決めてしまう。民間企業とは言っても公共交通機関。信じられない対応だ」と怒る。2年前に特急が廃止された時も同様の意見書をまとめたが、その後、運動は継続されず、沿線の足並みはそろわなかった。それだけに「黙っていると2年でこうなり、さらなる削減へと突き進んでしまう」と危惧する。 だが、今回は少し風向きが変わ… |
相关文章
中国、「今いるところで年越し」で地元の行楽地にタクシーで行く人激増
ゲームが立派な仕事! eスポーツプライヤーに上級技師認定が可能に
ゴミが宝に変身?3人の若者が廃棄タイヤで作り上げた作品が話題に
1月20日より中国全土の鉄道ダイヤが改正、旅客列車を325本増発
文昌衛星発射場の最年少女性指揮官はなんと24歳! 海南省
絵のように美しいヤルツァンポ川の晩秋 チベット
街灯に公園ベンチ、バス停などどこでもスマホの充電が可能に?
輸入博で展示される88カラットの最高級ブラックダイヤモンドがパリから上海に到着
新疆于田に広がるマリーゴールド 畑から「ゴールド」を手にする地元住民
第127回広交会が閉幕 バイヤーの地域分布が記録更新
浙江省湖州、美しい水郷の民宿で地元経済をバックアップ
自転車で地元の400以上の村を自転車旅行した80代男性 ノート4冊にメモぎっしり
中国の若者、大半が「結婚後、賃貸はいや」
中国はもうすぐ5連休、地元旅行とクラウド旅行が今年のトレンド
中国、地下鉄車両内での食事、イヤホンなしの音楽などが禁止に 新条例が施行
免疫力強化でウイルスに打ち勝つための正しいやり方は?
ケータイやタブレットPC、部屋のどこでもワイヤレス充電が可能に
マレーシア当局が女性に対し夫に「ドラえもんのような言葉遣いや表情を」と推奨し、非
「皇帝への貢ぎ物」を海外輸出へ 伝統手芸で地元の人々を豊かにするチベットの若者
ワイヤレス電子聴診器、曇り止めゴーグル…感染対策に画期的な技術
サイン頼まれ「地元に認められた…」 野球留学生の思い
医学部地域枠が拡大 条件は地元勤務…なのに県外流出も
「イヤイヤ期」呼び方変えませんか?子育て親の切実問題
USJアトラクション停止 地元企業、被害確認追われる
低迷ロシア「国全体が心配」 W杯地元の開幕戦不敗神話