北朝鮮による弾道ミサイル発射を受け、岸田文雄外相は6日午前、「(国連安全保障理事会で)力強いメッセージを発出するべく、働きかけを行う」との考えを示した。外務省で記者団に語った。
北朝鮮、弾道ミサイル4発を発射 飛距離1千キロ
北朝鮮ミサイル問題
岸田氏は「情報共有を含めて米国、韓国と緊密に連携し、協力を加速する」と強調。北朝鮮の石炭輸出を制限することなどを盛り込んだ昨年11月の国連安保理決議について、「完全な履行を中国を始めとする関係国にしっかり求めていく」と述べた。
外務省の金杉憲治・アジア大洋州局長は同日午前、米国務省のジョセフ・ユン北朝鮮政策特別代表と電話協議を行い、北朝鮮に安保理決議の順守を強く求めていくことで一致した。