UAE戦に向けて練習する香川
サッカー日本代表は23日(日本時間24日午前0時半)、ワールドカップ(W杯)ロシア大会アジア最終予選のアラブ首長国連邦(UAE)戦を敵地で迎える。昨年9月の最終予選初戦で敗れた相手との大一番で、ハリルホジッチ監督が期待するのが「経験」。若手が台頭する中、長く代表を支えてきた欧州組は先発のピッチに立てるのか。
練習で、ランニングで集団の前方を走るなど積極的な姿勢を見せるのはドルトムント(ドイツ1部)の香川だ。日本代表に欠かせない存在だが、昨年のW杯最終予選5試合のうち2試合で先発落ち。トップ下を清武に譲るなど精彩を欠いていた。UAE戦は「勝たなければいけない」。所属先のクラブでも出場機会に恵まれず、今季はリーグ戦で昨年11月~12月中旬にかけて6試合連続で出場がなかった。今年に入って直近の6試合はいずれもプレー。「試合に出ているのは間違いなく気持ち的にいい」
日本代表国際Aマッチ歴代5位の106試合の出場を誇る岡崎は、昨年9月の最終予選初戦で負けると、次戦は出番がなかった。「あのときは役割が見えづらいところがあった。ゴールを取って、チームを勢いづかせたい」。昨季イングランド・プレミアリーグのレスターで主力として優勝に貢献しながらも、今季は出場機会に苦しんだ。だが前監督の2月末の解任以降、公式戦4試合連続出場でチームも4連勝。今は、「手応えがある感じ」。
本田は、最終予選は昨年11月…