２０２５年に大阪での開催を目指す国際博覧会（万博）について、誘致活動を中心的に担う官民による誘致委員会の設立総会が２７日、東京都内で開かれた。会長には榊原定征・経団連会長が就き、博覧会国際事務局（ＢＩＥ）総会で開催地が決まる１８年１１月に向けて活動を本格化させる。

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誘致委は大阪府や大阪市など関西の自治体や、経済団体、企業など１１５団体と個人会員２７人で組織。本部は東京と大阪の２カ所に置き、会長代行に松井一郎府知事と関西経済連合会の森詳介会長が就いた。

今後、年２回のＢＩＥ総会でのプレゼンテーションやＢＩＥの現地調査団への対応にあたり、機運を高めるシンポジウムも開く。この日から大阪万博のロゴマークの募集を始めた。

総会に続いて開かれた発足式で、榊原会長は「手をあげたからには必ず勝利する」とあいさつ。誘致を目指す国会議員連盟会長の二階俊博・自民党幹事長は「誘致は国の威信を懸けた戦いだ」と述べた。お笑いコンビ「ダウンタウン」の浜田雅功さんと松本人志さんも応援に駆けつけた。

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