沖縄県警は16日、少女に現金を渡すと約束してみだらな行為をしたとして、糸満署の巡査長、下地力人(りきと)容疑者(26)=那覇市久茂地2丁目=を児童買春・児童ポルノ禁止法違反(児童買春)の容疑で再逮捕し発表した。
巡査長、女子高生への淫行容疑で逮捕 沖縄県警
県警によると、下地容疑者は昨年12月2日深夜~3日未明、同県沖縄市のホテルで、当時14歳の女子中学生に現金を渡す約束をしてみだらな行為をした疑いがある。那覇地検は16日、別の少女に対する同法違反(児童ポルノ製造)罪などで下地容疑者を那覇地裁に起訴した。
また県警は、少女にみだらな行為をしたとして、宮古島署の巡査長(26)を停職1カ月の懲戒処分にし発表した。巡査長は依願退職した。
沖縄県警では今年、後輩に100万円以上の飲食代をおごらせたなどとして2人が懲戒処分になるなど、不祥事が相次いでいる。平良英俊首席監察官は「二度とこのようなことがないよう職員に対する指導を徹底したい」と話した。