2020年東京五輪の開会式案を語った中川翔子さん
鉄腕アトムやドラゴンボールの孫悟空が空を飛び、世界から集った選手たちは原宿や渋谷、上野や秋葉原から新国立競技場を目指して練り歩く――。2020年東京五輪の開会式の私案を、「しょこたん」ことマルチタレントの中川翔子さん(32)が4日、語った。
東京五輪とパラリンピックの開閉会式のコンセプト作りに頭をひねる大会組織委員会が、歌手で女優、漫画家で声優と、マルチな才能を発揮する中川さんに白羽の矢を立てた。
組織委が各分野で活躍する人たちに知恵を借りる公開インタビュー「みんなでつくる開会式・閉会式!」。組織委のマスコット審査会の委員も務める中川さんは、組織委の有識者懇談会委員の田中優子・法政大総長とともにこの公開インタビューに招かれ、独自の感性で開会式のアイデアを披露した。
東京都中野区出身の中川さんは「私の小さな脳みその中の妄想ですけど」と恐縮しながらも、「東京は街ごとに特徴があって面白い。上野には歴史的文化があって、渋谷や原宿には若者の今と未来が詰まっている。中野や秋葉原は漫画やアニメなどサブカルチャーの街。それぞれの街から選手のみなさんが徐々に(国立競技場に向けて)入場していって、それを街のみんなが直接応援する。競技場だけでなく、街全体でのお祭りになったらいいなと思います」。
そして、こう続けた。VR(バ…