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「#MeToo」一部の人だけでなく 身近にある性被害

作者:佚名  来源:asahi.com   更新:2018-1-15 15:55:55  点击:  切换到繁體中文

 

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朝日新聞デジタルのフォーラムアンケート


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米ハリウッドでの告発に端を発し、セクハラなど性被害について#MeToo(私も)と声を上げる動きが広がっています。朝日新聞デジタルのアンケートからは、これまで表に出なかった被害の多さがうかがえます。声を上げた人が二重に傷つけられる実情もあります。#MeTooは私たちに何を問いかけているのか、みなさんと考えます。


【アンケート】「『#MeToo』どう考える?」


加害者が悪いのに…


「声を上げられない」「声を上げたけれど……」という体験談や意見が、朝日新聞デジタルのアンケートに多く寄せられています。


●「会社の役員から食事に頻繁に誘われていた。手を触られ、キスしたい等の言葉のセクハラもあった。嫌なら断れば・嫌と言えばいいと言うが、実際には役員の心証が仕事の評価にも関わる風潮があり難しかった。また私がその役員から気に入られていると捉えた周囲が、『〇〇さんが言ったらあの人も聞くから』と機嫌取りを押し付けてきていた。全部まとめてセクハラ的であったと感じている」(兵庫県・30代女性)


●「職場の忘年会でセクハラにあい、上司に訴えたが、加害者からの謝罪や処罰がないばかりか、訴えた当初は上層部から『そういう事実は確認できませんでした』と、まるでこちらがうそをついているかのように言われた。組織は被害者救済ではなく、加害者と組織を一体ととらえ、加害者保護に走るのだと痛感し、組織、上司への信頼を失った」(千葉県・40代女性)


●「小学生の時、プールで痴漢に遭ったことがある。父に被害を訴えると、プールの事務室で職員から『どの人が触ったのか、同じ人が出口を通ったら教えて』と言われた。この人かもしれないという人が通った。父に言うと、父は『お前のその一言が、相手の人生を変えるんだぞ。本当にそいつなんだな』と言った。正直確信がなかった。それ以来、何かあったときでも声をあげるのが怖い。もし、冤罪(えんざい)だったら自分の発言で人の人生を狂わせるのではないか、と思ってしまう。声をあげていい、という風潮が広がってほしい」(神奈川県・20代女性)


●「性被害は、被害者が責められるおかしい傾向があります。そして、加害者に甘いです。私は、派遣ですが、何度もセクハラに遭いました。男性正社員からです。しかし、立場が弱いので、なかなかセクハラのことを言えません。また、何度か勇気をもって言っても、『あの人がそんなことをするとは思えない』と、逆に私がうそをついたかのような扱いを受けます。女性の正社員より、私のような派遣がセクハラを受けます。私という人間がおとしめられた気がします。とても悔しいです。二重に被害を受けたような思いです」(東京都・50代女性)


●「つい最近まで、自分も気づかなかったことですが、性被害を受けた本人に、責任があるというような考えが根強い気がします。性別を問わず、被害者自身が自分のせいだと感じてしまうケースも少なくありません。例えば、電車で痴漢にあったとして、周りから、そんなにスカートを短くしてるから触られるのも仕方ない、とかストーカーの被害者に対して、思わせぶりな行動をとったのでは?とか。悪いのは、加害者の方なのに。そういう価値観があるから、性被害について公の場で議論しづらかったり、被害に遭った人が声を上げづらい状況があると思います」(佐賀県・10代女性)


●「『被害者にもなんらかの非がある』という考え方を世代・男女問わず持っていたり、性別の差の問題とされてしまったり、本質を捉えられない状態に日本はあるように思います。実際、私が若い時に痴漢にあい、警察に行ったときにも警察官から『そういう格好で歩かれたら触りたくなる気持ちもわかる』と言われたり、周りからも『触られるうちが花だよ』と言われたりして不快だったのを忘れられません」(沖縄県・40代女性)


●「高校生の時に修学旅行中、大浴場の露天風呂に入ったらあとで男子生徒たちにのぞかれていたことがわかった。そのことを女性教師に訴えたらあなたが可愛いから被害を受けたのよと言われた。被害を受ける理由がこちら側にあると間接的に言われたと感じ、自分が悪いのかと思った。ショックだった」(東京都・30代女性)


●「中学生の頃、同じ学校の女子グループから性的な嫌がらせ(全裸にされる、性器を乱暴される、など)を受けました。それをきっかけに、約一年間不登校、引きこもりとなりましたが、心配してくれる家族や教師やカウンセラーに事実を話すこともできず(口が裂けても言えないし、言うべきでないと考えていた)、皆が不幸な時期を過ごしていました。最近、法改正があり、男性被害者の存在が法的に認識されるようになりましたが、まだまだ世間の認識は『男がレイプされるなんて、うそだろ?』のような感じだと思います」(大阪府・40代男性)


●「20代前半の頃、電車の中で痴漢。やめて下さい、と周囲に聞こえるように大きくはっきり声をあげて抵抗したにもかかわらず、周りは我関せずといった様子で誰一人助けてくれなかった。私が声をあげたことに腹を立てたらしい痴漢は、今度は暴力を振るい出し……。痴漢が次の駅で降りた後も私に声をかけてくれる人は誰もいない。それどころか、先程まで知らぬ存ぜぬを突き通していたのに、『ああいうのには逆らわない方が身のためだよ』と言い捨て下車して行く者もいた。黙って痴漢されていろということか。声をあげたところで何も、誰も変わらない。身をもって実感した」(埼玉県・30代女性)


●「社会人になり、飲み会で、同期の男性が全裸になり、自慰行為を見せつけられ精液を飛ばされる被害を受けました。男性の上司に相談したら『お前も敏感すぎないか』と説教されました。どこにも相談場所などなかったです。他の会社に就職した友人に相談したところ、『うちの職場の飲み会でも、しょっちゅう自慰行為を見せつけられる。慣れないとやっていけないよ』とのことでした。15年ほど前のことですが、私のいた会社も友人のいた会社も、いまだに、頻繁に不祥事の記事を見かけます。記事になるのは氷山の一角で何も体質は変わっていないと思います。性被害を相談しても、訴えても、逆に説教されてしまう。この国は終わっています」(東京都・40代女性)


●「小6の頃、自宅マンションのエレベーターで痴漢に遭いました。声をあげたので逃げて行きましたが、念のためと両親が自治会の集まりで話し、注意を呼びかけました。その後、住人から遠慮ない好奇の目で見られ、何をされたのかと直接聞かれ、つらい思いをしました」(新潟県・40代女性)


冷静さ、必要ではないか


少し引いた視点からの声もあります。


●「声を上げる場ができたことは良いのではないでしょうか。中には相手をおとしめる目的で上げられた声もあるでしょうが全体で見れば少数派になるのでは」(宮城県・60代男性)


●「こういう動きはいつも男性加害女性被害者の構図で語られ、男性被害者の存在はいつも無視されている」(東京都・20代その他)


●「性犯罪、つまりは法律で定めたルールに反する行為や社会通念上の道徳観念に反する行為には、声を上げるべきであるし断固として闘うべきであると思います。ですが今起きている#MeTooは、歴史の中で男中心の社会構造から、性の均衡社会に変化していくにあたって、今まで蓄積されていたストレスが大きな反発力として出ており、そしてそれは少し過剰であると思います。正しいもののためならば疑わしきは、または犯罪とまではならない軽度な行為についても社会的に抹殺を行いかねないほどの勢いです。もう少し冷静になっていって欲しいと思います」(千葉県・20代男性)


●「被害を受けた女性が声をあげること自体は悪いことではないし、良いこともあると思う。ただ、加害者個人を特定できる形で訴える場合は、逆に訴えられることも考えられるので、十分に注意してほしい」(秋田県・40代男性)


今も心の中は血が流れています ジャーナリスト・伊藤詩織さん


「日本で#MeTooの口火を切ったのは、伊藤詩織さんだ」という声が複数寄せられました。伊藤さんは2015年、就職相談のために会った元TBS記者の男性と飲酒して意識を失い、望まない性行為を強要されたとして、男性に損害賠償を求める訴訟を起こしています。



性犯罪被害者への捜査のあり方や法律を変えたくて、昨年5月、顔と名前を出して会見しました。会見後は倒れてしまい、何ものどを通らない日が1週間以上続きました。初めて個人情報をさらされたり、「死ね」と脅されたりする経験をし、精神的にも身体的にも想像以上のダメージを受けました。


シャツのボタンを開けすぎだと、関係ないことまで批判されました。すべてをシャットダウンし、このまま終わりにしたいと思いました。それでも立ち上がったのは、「性被害についてオープンに話せる社会にしたい」と思って会見したのに、私がその逆の例になってはいけないと思ったからです。


はあちゅうさんの告白をきっかけに日本でも#MeTooの動きが始まりました。でも、海外に比べると一部の人が発信するだけで、ムーブメントと呼べる広がりにはなっていないと感じます。個人の問題としてとらえられてしまい、「身近な社会的問題として考えよう」という動きにならないことを歯がゆく思います。米国でもハリウッドの大物プロデューサーへの告発から始まりましたが、個人攻撃よりも、社会全体で被害者を支えようという点が日本とは大きく異なると思います。


内閣府の調査では、性被害を受けても、警察に相談に行く人は4%に過ぎません。日本でなかなか声があがらないのは、性被害がタブー視されているからではないでしょうか。勇気を出して話した結果、批判を受けている様子を見たら話せなくなりますよね。「日本社会の反応はおかしい」などと海外のメディアが報道し始めているので、逆輸入の形で、少しずつ日本の法的、社会的システムが被害を告白しやすい環境へと変わっていけばいいのかなと思います。


本を出したこともあり、少しずつ私の訴えに耳を傾けてくださる方が増えてきました。もちろん、話す度に傷つきますし、今でも心の中は血が流れています。それでも話し続けるのは、社会が「変わる」と信じているからだと思います。


性暴力は身近に起きている問題です。当事者からの発信だけでなく、愛する人に起きてほしくないと願う人や、芸能界などからロールモデルとして語る人が出てくれば、もっと声をあげやすくなるのではないでしょうか。(聞き手・岡崎明子)



食い違う主張


民事訴訟で伊藤さんと被告男性の主張は真っ向から対立しています。朝日新聞は男性に取材を申し込みましたが、12日までに回答はありませんでした。男性の主張は以下の通りです(男性の答弁書から抜粋)。


被告(男性)が原告(伊藤さん)に酒を飲むよう強いたことは一切ない。原告は酒を飲むスピードが速く、一升瓶入りのワインを自らグラスに注いでは飲んでいた。原告は、意識もはっきりしており、性交することを十分理解した上で被告を受け入れたのである。被告の原告に対する不法行為は一切存在しない。原告は「性暴力被害者」、またはこれに類似する肩書で活動しているが、原告は被告との関係において「性暴力被害」など一切存在せず、原告が同肩書を使用すること自体が被告に対する名誉毀損(きそん)である。





 

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