「自慢の夫をなぜ刺した」名古屋の刺殺事件、被害者の妻——贯通日本资讯频道
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「自慢の夫をなぜ刺した」名古屋の刺殺事件、被害者の妻

自慢の夫が「なぜ」、命を奪われなくてはならなかったのか――。名古屋市中区錦3丁目の漫画喫茶店で、愛知県尾張旭市の会社員大竹智之さん(35)が刺殺された事件で、大竹さんの妻(31)が19日、報道各社の質問に対し、代理人弁護士を通じて書面でコメントを寄せた。


漫画喫茶刺殺、殺人容疑で送検 「誰でもよかった」供述



まじめで優しく、家族思いで、たくさんの友達がいて、一生懸命働く夫でした。夫は、マイホームを持つのが夢で、1年ほど前に、念願のマイホームを建てました。


最近では、8月に第2子が誕生することを喜んでおり、これからベビー用品を揃(そろ)えよう。あれをしよう。もっと大きくなったらここに行こう、教育方針等につき、ゴールデンウィークの間に夫と多くの話をしたことが忘れられません。


夫と私の両親を含めとても仲がいい家族でした。皆、突然の別れになってしまい、伝えたいこと、話しておきたいこともたくさんあったのに、今も亡くなったことが信じられないという思いです。


土曜日と日曜日、夫と私は、いつも一緒でした。長崎から嫁いだ私にこちらに友達がいないことを気遣って、夫の友達を大勢紹介してくれる優しい夫でした。


私にとって、とてもすてきな自慢の夫です。


事件があった日も、いつもどおり、会社に行く夫を見送りました。その日は、私からお昼過ぎに息子が自宅の庭で遊んでいる写真をLINEで送りました。仕事で忙しかったのか、そのLINEに返信はありませんでしたが、既読になっていたので、愛する息子のかわいい姿を見てくれました。


私にとっては「いってらっしゃい」、「いってきます」という、いつも繰り返される日常でした。


私が、事件のことを知らされたのは、夫が亡くなった後でした。


夫の両親と3人で、冷たくなった夫に対面しましたが、夫の体には、深い傷がついており、「痛かったね。今来たからね」と声を掛けて、泣くことしかできませんでした。


本当に苦しく無念で辛(つら)くて怖かったと思います。夫の最期の瞬間に立ち会えなかったことが心残りです。


本当に本当に私も子供も夫が大好きで愛していました。「これからもその気持ちは変わることはないよ。あなたが建てたこの家で強くとっても強い母になって頑張っていくよ」と伝え、夫には安心して休んで欲しいです。


今は現実を受け止められない状況ですが、なぜ夫だったのだろう。なぜ刺したのだろう。これからどうしたらいいのか。何を思い、どう考えたらいいのか、わからないというのが現状の気持ちです。


ただ、一つ思っていることは、私や家族、友人から夫を奪った犯人には重い罰を与えて欲しいと願っています。


夫は、日ごろから、会社員としてのスキルアップとして、資格試験や勉強をよくやっていました。


夫は、家にいるとついついリラックスしてしまうと言い、仕事が終わった後でも、漫画喫茶の個室や喫茶店などで勉強をしてから帰宅することもありました。事件があった日もそうした普通の日常のことでした。


とてもまじめで勉強熱心な性格が、こんな事件に巻き込まれる要因になってしまうとは、考えてもみませんでした。


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