与野党は23日、28日に衆参両院の予算委員会で安倍晋三首相が出席する集中審議を行うことで合意した。23日の衆院予算委の理事懇談会では、財務省が森友学園との国有地取引に関する交渉記録の廃棄を進めていたことが判明。野党は反発を強めており、集中審議では首相や麻生太郎財務相の責任を追及する方針。
集中審議では、防衛省がないとしてきたイラク日報が見つかった問題の調査結果も取り上げられる。このほか、加計学園の獣医学部新設をめぐり、首相が加計孝太郎理事長と面会したことが記された愛媛県の文書などについても野党が追及することになりそうだ。