1回、ジェイミー・マクドネル(手前)を攻める井上尚弥=諫山卓弥撮影 (25日、プロボクシング バンタム級世界戦) 井上尚弥、1ラウンドTKO勝ち 世界戦で3階級制覇 井上尚弥は試合前に対策を練るとき、相手を「めちゃくちゃ強いイメージにする」。王者は身長でもリーチでも10センチ以上、自分より上回る。懐に潜り込んでのボディーは「作戦の一つ」。ただ、全部ひじでガードされた場合まで想定する。そんな心配など無用と思えるほど、会心の試合だった。 最も重要視する「距離感」を探る時間は、開始からわずか30秒ほど。「ジャブを肌で感じたところで、分かった」。事前の段階で動きが速いイメージもあったが「たいしたことない。『行けるな』と」。開始約1分、左ボディーでダウンを奪った。引いた王者にラッシュを浴びせ、レフェリーが試合を止めた。 井上はボクサーとして、常に強敵を求め、その都度乗り越えてきた。父の真吾トレーナーから教わる形で、競技に触れたのが6歳。地味な鍛錬を積み重ね、中学3年で10歳上の八重樫東とスパーリングをするまでになった。 今回の相手は、約10年間も負けていない英国王者。「自分が過去、戦った選手の中で、一番強い」と認める一方、血も騒いだ。王者が前日計量に遅刻したことで「最後、ラッシュしたときは怒ってましたね」。 バンタム級はファイティング原田や長谷川穂積、山中慎介ら「日本のエース」が君臨してきた。偉大な先輩に肩を並べたが「自信はつかない。実力を引き出せていないまま終わった」と井上。3階級制覇は、それほどあっけなかった。(井上翔太) ●マクドネル 「地球上で一番強い男と試合ができた。予測していたよりスピードが速く、パンチも強かった」 |
井上尚弥、わずか30秒で距離感把握 会心の1回TKO
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