「熱戦」「本気の夏一〇〇回目」――。高校野球広島大会で、白球を追う球児にエールを送る書道作品が、しまなみ球場にお目見えした。

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縦４メートル、横６メートル。福山市神辺町の県立神辺旭高校の書道部員たちが「第１１回書道パフォーマンス甲子園」への出場を目指して書き上げた。音楽に合わせて踊るなどの演出で筆を走らせ、表現力や文字の美しさを競う大会だ。１１回目となる今年は愛媛県四国中央市で今月２９日に開かれる。

１００回を迎えた高校野球の選手権大会をテーマにした同校の作品は予選を突破。「書の甲子園」に出場する２０校の一つに選ばれた。球場を訪れた人たちが、力強い筆致の作品を見上げていた＝しまなみ（北村哲朗）