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「敬語はNG」ルール作った主将 後輩は笑顔で励ました

広島大会は14日、1回戦12試合が6球場であった。廿日市西や英数学館など、6校がコールド勝ち。神辺旭は三次に逆転サヨナラ勝ちした。


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後輩と育んだ関係 宝物 加計・原田空主将


「やったれ!」。五回裏2死一、三塁、ベンチからの声援を受けて、加計の主将原田空君(3年)が打席へ。まだ無安打。「1本打ちたい」。投手を見つめた。


3球目を強くたたいたが、二塁手の正面。アウトに。脱いだヘルメットを太ももにぶつけた。「ああいうことはしちゃいけない。でも本当に悔しくて……」


部員11人中、3年生は原田君だけ。練習や相談の相手もおらず、辞めたいと思ったことも何度もあった。


そんな時、元球児の父保さんが「何のために今までやってきたんじゃ。頑張れ」と背中を押してくれた。「やり通した先に、きっと得る物があるはず」と信じて続けてきた。


主将になった当初は、戸惑った。後輩たちが何を考えているのか、何をしたいのか分からなかったからだ。そこで、弟のように接してみることに。「何でも話して」「クラスでどんなことが話題なん?」。気さくに声をかけていくと、次第に会話が弾むように。


「グラウンドでは敬語を使わない」という決まりも作った。良いプレーをたたえ、ミスはカバーし合う。この日も、二回と三回に自分の悪送球がきっかけで失点した時、「大丈夫、大丈夫」と笑顔で励まされた。打席で粘る後輩には「オーケー、こっから」と大きな声を送り、安打を打てば手をたたいて喜んだ。


球場の外で父の顔を見た途端、泣き崩れた。「最後までしっかりせえ、キャプテン」。父は息子の背中をそっとたたいた。「野球は諦めないことの大切さを教えてくれた。みんなと一緒だったことが宝物です」(高橋俊成)


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