(24日、高校野球新潟大会決勝 中越10―1新発田)
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中越が積極的な走塁で甲子園への切符をつかんだ。
公立校で快進撃を続けてきた対戦相手、新発田(しばた)の先発がエース当摩ではなく、中越の本田監督は「びっくりした」。想定外の投手を序盤は打ちあぐねたが、三回に足を生かして流れをつかんだ。
死球で出た長岡が二盗。牽制(けんせい)悪送球で三進後、犠飛で先制。さらに2者連続適時打で加えた2点は、ともに二盗を絡めたもの。本田監督は2巡目から「いけたら走っていい」とサインを出し、選手が実行した。
昨夏の新潟大会は決勝で敗退。今夏は柔軟に攻められるよう鍛えてきた。三回に二盗を決め、八回に本塁打を放った4番の小鷹主将は「自分たちの野球ができた」と誇らしげだった。(笠井正基)