西日本豪雨で浸水被害を受けた岡山県倉敷市真備(まび)町の一部で続いていた断水が24日午前、解除され、町全域で飲料用の水が使えるようになった。
被災地のために今できること…西日本豪雨支援通信
西日本豪雨、列島各地の被害状況は
倉敷市によると、真備町内では浄水場が水につかったり、送配水管が破損したりして、7日午後4時までに全域で断水になった。決壊した小田川の南部約1300戸については16日に解除されたが、北部約7600戸では、破損箇所を調べるための試験通水が続いていた。
町内の女性(76)は「朝夕、巡回してくる給水車から水をもらっていた。普通の生活に少しずつ戻っていければ」と話した。
岡山県内では、新見市南部の約540戸でなお断水が続いている。